『はじめてのクラシック』刊行

久々の書籍刊行情報です。

本日11月20日、朝日新聞出版社さまより『はじめてのクラシック』というタイトルの
クラシック音楽初心者向け入門本が刊行されました。

音楽ライターの飯尾洋一さん(TBS『題名のない音楽会』の音楽アドバイザー)
その他の執筆陣にクラシック専門ラジオ「OTTAVA」のプレゼンターとして活躍されている
飯田有抄さん、長井進之介さんが加わっております。
(…という言い方なのも校正が来た後から知ったからで)

本誌の大半は上記の方々によるクラシック音楽について軽く深く、ユーモアを交えた文章で大変分かりやすく書かれていて、私は完全オリジナルとなる漫画を100ページほど描かせていただきました。

原作も何もない作品を描くのは初めてでしたが、これまで手掛けてきた歴史モノが土台となってくれたようです。
それでも今回も入稿直前は数え切れないくらいの校閲が入り、トラブルも多発し 死 に か け ま し た 。
編集さんの見事な手腕により、読み物として大変バランス良く情報を詰め込んだ一冊となりました。
これからクラシック音楽を聴いてみようかな?そうでない方にもお勧めできる本です。

これだけ作るのが大変なのに、人に目に触れる機会があるかどうか分からない、
本を売るということも普通のやり方では無理で相当な努力が必要…(業界全般にいえることですが)
それでも、この仕事が好きだと思える人のみが生きていける世界なのだと思います。
書店で見かけたら立ち読みでもいいので是非よろしくお願いします。

今年の末までに、あと1、2件ほど出版、広告関連の仕事の進展をお知らせできると思います。