ウィーン楽友協会の冊子に掲載されました

どうやらオーストリアデビューさせていただいたようで…。

大阪のいずみホール情報誌『Jupiter』で連載しているマンガが、世界の音楽ホールの最高峰・ウィーン楽友協会で発行している冊子にホールの紹介文と共に掲載していただけたのです。
↓↓こちらから閲覧できます
https://www.musikverein.at/ja/musikfreunde-magazin#!#data_year=2017&data_month=12

冊子は全文ドイツ語なのですが、いずみホールの職員さんが翻訳してくれた文章のマンガに関する部分を抜き出すと

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トーマス・アンギャンは2010年に、「日本とオーストリアの交流、相互理解促進」の成果で旭日中綬章の名誉を受けた。そして2017年は、全く違うもの(栄誉)を受けたのだ!楽友協会総監督は日本での、最高にしてクールな役割を再び得たのだった:いずみホールで驚いたのは彼が漫画で、茶目っ気たっぷりのキャラクターで、ヒーローとして描かれていたことだった。

「え!有名な人じゃないか!!(ええー偉い人やったんか!)」漫画のコマの左端で叫ぶ人が描かれている。主要キャラクターとして描かれていた彼自身(アンギャン)はこう語る。「大阪に着いて、私が感じたことは“お帰りなさい”という感覚だった。もし私が自分自身をこう書いてくれ!ということを言えたとしても、違う風にはしないだろう」
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今年は楽友協会に関することをテーマに、全6回の連載を描かせていただき、そのうちの第5回が楽友協会の現在の活動に関することでした。楽友協会の芸術総監督のトーマス・アンギャンさんが、にゅっと現れて説明してくれるという流れ。
そのアンギャンさんが9月にいずみホールで開催された「ウィーンムジークフェスト2017」で来日され、そのコンサート後のレセプションパーティでご挨拶させていただいたのですが、マンガのキャラクターとして描かれていることにいることに、とても喜んで下さったようで…(私は英語が話せないので通訳付)このような予期せぬ事態が生じたわけです。

マンガにおける文化的価値の高さは日本独自の現象ですが、
新しいコミュニケーションツールとして良い印象で相手に伝えられることができ、海を越え国境も超えることもできるんだなぁと大いに励まされた出来事でした!